スタジオジブリ【おもひでぽろぽろ】

1982年の夏、滞在先の山形で岡島タエ子27歳は、ふと1966年頃のタエ子10歳の思い出が想起され、懐かしく思います。田舎にあこがれていた彼女は、勤務先である東京の会社に休暇願を出して、山形の親類の家に夏の間だけ居候していました。農家の仕事を手伝いながら、その忙しい日々に充足感を抱いていくタエ子。また、サラリーマンから出戻り、有機栽培農業をやるという強い目標を持つトシオにも惹かれていきます。

そんな27歳の夏を過ごしながら思い出した10歳の頃のタエ子もまた、その日その日を子供なりに一生懸命生きていました。分数の計算に悩んでいたことだったり、パイナップルが美味しくないと知ったり、我がままを言って一度だけ父親にぶたれた日のことだったり、初恋の同級生との淡い思い出だったり、と。

山形での生活に惹かれながらも、自分の気持ちに自信がない27歳タエ子は、ついに現実から逃げ出してしまいます。そしてまた思い出すのです。10歳の頃のタエ子もこうやって思い悩んでいたと。10歳のタエ子は好きだった同級生と突然お別れすることになり、それが苦い思い出として今でも残っていました。雨の中泣いてしまった27歳のタエ子に、トシオは優しく励まします。優しい思い出と苦い思い出のはざまでタエ子はどう決断するのでしょうか。

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