ユーモアのあふれる快活な表現が面白い!【モダンタイムス】著伊坂幸太郎

数々の文学賞を受賞し、著書が映画化されるなどして一躍有名となっている伊坂幸太郎さん。私はその伊坂さんのファンのひとりです。この本を手に取ったのも、伊坂さんの作品をもっと読みたいという率直な気持ちからでした。

伊坂さんの作品は個性豊かな登場人物と、そのそれぞれから発せられる考えや意見がとても魅力的です。もちろん、このモダンタイムスでも例外ではありません。そして、ユーモアのあふれる快活な表現随所に使われてることや、現実離れしているとは言え臨場感も伝わってくることから、あっという間に作品の世界に引き込まれていきました。

この本は「人間は大きなシステムの中で生きていて、自分もその一部なのだ。」「どうしようもない問もある。答えのない問もある。」このような誰しも抱えたことのある思いが溢れている作品です。この本を通して何を以って幸せとするのか、幸せになるために何をすべきか「勇気」をもって考えていきたいと思わされました。

単純に伊坂さんの作品を楽しみたいという方はもちろん、社会や日々の生活の仕組みに漠然とした疑問、不満を覚えている方に読んでいただきたい作品です。また、同著者のゴールデンスランバーも同じようなテーマを元に書かれた作品であるので、それと共に読んでみるのもおすすめです。

※この記事は読者からの投稿記事です

 

モダンタイムス(上) (講談社文庫)

モダンタイムス(下) (講談社文庫)

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