新海誠監督【星を追う子ども】

都会の雑踏から遠く離れ、時代から取り残されたかの様な、自然が豊かに残る小さな村の山間で母と2人暮らしをしていた少女・渡瀬明日菜は、今日も学校の終わりに、一人、山の秘密基地へと向かっていました……自分だけの居場所となった秘密基地に、亡き父親が遺してくれた宝物である「鉱石ラジオ」を使い、聴こえてくる様々な音に想いを馳せていました。

彼女は同級生と向き合えない大きな隔たりがあり、自分の居場所がここではないと、同世代の中で孤立していた彼女の唯一の友達は、猫か犬か解らない、不思議の生き物のミミだけ。一人と一匹の秘密基地に籠りながら、明日菜は鉱石ラジオに父の形見である石を嵌め込み、どこからか流れてくる、不思議な歌の様な音を聞く事が日課。聴けば、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる、孤独に乾いた心を満たしてくれるその音に、彼女は安らぎを覚えていました。そんな中、彼女は山の秘密基地へと向かう中、怪物に襲われてしまいます。熊でもない、見た事の無い異形の怪物を前に何も出来ないままに襲われてしまう明日菜を救ってくれたのは、一人の少年でした。

彼の名前はシュンと言い、不思議な雰囲気のある彼に惹かれる想いを抱き、また会う事を約束するも、それは敵わぬ願いとなってしまいます……翌日、身元不明の遺体として見つかったシュン。母親から聴かされ、また唐突な彼の死を受け入れる事ができなかった明日菜は、産休に入った担任の代わりである森崎竜司と出逢い、死後の世界と言われているアガルタの存在を知ります。そして彼女が持つ、父親の形見である石がアガルタへと導くクラヴィスの欠片だったのです。

アガルタを巡る組織と、また彼女が持つ石を取り戻そうとするシュンとの出逢い。

明日菜は自分の想いを無事に遂げる事ができるのでしょうか?

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