スタジジブリ【ゲド戦記】

「ゲド戦記」の舞台は均衡が崩れた世界。その中で職人は技を忘れ、人々は希望もなく、路地にはハジアという麻薬におぼれた人で溢れ返っていた。それは王子・アレンにも影響を与えていた。アレンは世の中や自分自身に対して不安でいっぱいだった。その不安に押しつぶされそうになり、自分が何をしているのか解らないまま、尊敬していた父親を刺殺してしまう。

アレンはその場から逃亡し、ハイタカ (ゲド) 出会った。魔術師であるハイタカは何者かが己の利益のために魔術を用い、結果世界の均衡が崩れていると考えていた。ハイタカは世界の均衡を元に戻すためにも、世界の均衡を崩した人物を探すために旅をしていたのだった。ハイタカはアレンもまた闇に呑まれていることを察知し、彼も同伴させる。そこから、アレンとハイタカの冒険が始まった―。

この映画はアーシュラ・K・ル=グウィンの小説「ゲド戦記」を原作としている。しかし原作と異なる部分も多いため、読んだことがある人でも原作との違いを楽しむことが出来る。この物語の主題は「影との闘い」である。希望がなくなった世界の中で自身の抱える闇に呑まれながらも、それと闘い続ける姿勢がこの物語では描かれている。周囲の人の光のような生き様に触れ、助けを借りることによりアレンは自身の闇を打ち破れるまで成長していく姿が見所である。

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